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ツーハンドルシャワーバス水栓取替方法 INAX RBF891
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今日は東京のある集合住宅の現場です。
現在のユニットバスは築38年のALC構造3建物で当初付けたままの古い設備です。
管理会社の話だと他の水道屋がきて何回もパッキンを変えたり、中の部品を変えてみたりしたようなんですが、単なるパッキン交換の問題ではなく、何らかの理由で内側のネジキリ部分が削られていたり、傷がついていたりしていました。まるごと変えちゃうというような見積で管理会社に出してみると、その間にもシャワーと普通のじゃぐちの切り替えがまったくできないと入居者の方から今月だけであのユニットバスの水栓で3回程度クレームがあったようで
大家さんと管理会社から見積書内容がOKで、作業をすることになりました。

専属水道屋にお願いして早速、作業の開始です。

Contents

主材料の準備

INAX RBF891 ツーハンドルシャワーバス水栓セット
これを買えばシャワーのホースまで入っています。
蛇口水栓セット、シャワーホース、専用ゴムパッキン

   

専用工具

ドライバ (プラス、マイナス両方)
モンキースパナ280㎜以上2本
コーナーレンチなど用意
養生シート 手袋 配管用シールテープ

 

施工

水道屋が撮った最初の行動は部屋にある、蛇口、水回り全般の異常有無を確認の行動からでした。水を出してみたり、閉めた際に水が微量でも出るのかなどを確認して
その部屋の外側にあるメーターの蓋を開けてからまた部屋に戻り水を出してもう一度メーターを覗いてます。
このメーターがこの部屋のものなのかを確認、部屋内の蛇口や水回りの蛇口は全部閉めて
もう一度確認です。(さすが給水措置主任者ですね。)数値などを確認してから本格作業!

メーターを完全閉めます。閉めても気圧の差での残り水や、昔式のバルブ構造が少しづつ
水が流れるようになっているようです。しめても少しづつでるので閉めすぎないように
するのが大事ということでした。
↓閉めています。              ユニットバスの専用水栓を解体

   

蛇口ハンドルを先にマイナスドライバーを使い、蓋を取って
プラスドライバを利用し本体とハンドルを分離します。

マイナスドライバで蓋をとる。     プラスドライバで本体と分離する。

モンキースパナで本体一部ナットを時計周りに回して緩めています。
ちょっと待って、反時計周りじゃない?ここの部分はそうではないようですね。
二次側は反時計周りに回して緩め、ユニットバスの裏側にある本管と分離させるということですね。この部分はやはり専門の方でないと一般の方はちょっと難しい気がします。
何パターンか経験を積んでいる方ができるような。。
万が一の為にコーナーレンチで
動かないないように片っぽをしっかり固定させています。後はその二次側の部品も。

 

新しい水栓の一部の部品にシールテープを巻き12回くらいだそです。回す方向にシール
もまく!ポイントだそうですね。最初の3山程度爪でかるく道をつくり、
固定させます。

ここが一番肝心なところですね。シールテープを巻いて水道側に回して本体の一部
部品を回し入れる時にしっかり、本体と接続されるところと合体できるように
測る、それから最初から完全右にしめないということです。
閉めたのに少しでも逆回しをすると漏水のおそれあり、全部取って最初からシールテープを
はがし、またまき直しだそうです。そしてシャワーホースを取り付けて完了。
水道メーターを全開して試験水出し、作業箇所の目視、触り感触点検を済ませて
蛇口を占めた時にメーターのはりはしっかり止まっているか確認後、お客さんに
試し使用をさせて問題がないのを確認し作業確認書類にサインをもらって終了です。

作業終了

作業終了後の様子です。
シャワーヘッドは上にもかけられますが、撮影の為にしたにかけて置きました。
一般のかたはここまでなかなか難しいと思いますが、参考してくださいね。
水のことは怖いので業者に頼むのをお勧めします。あとは自己責任で。。。

記事に使われた製品と工具販売情報

製品の購入情報 INAX RBF891

モンキースパナ

コーナーレンチ

ドライバ

 

 

 

 

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